レストランなどを食べに行き、ちょっとした会話の中で「ここは良心的な価格だね」みたいな会話になるかと思います。
ここで疑問に思うのは、良心的な価格とはなんなのか?
一般的にここで使う意味は「安い」という意味ではないだろうか。
それではここで使う良心的な価格でレストラン側は満足していいのだろうか。
日本では安いのが正義と考えられがちだがそれではいつまでたっても薄利多売の自転車操業だ。当然レストランが仕入れる先である農家にしわ寄せもくる。
私はそれはおかしいと思うので、ちゃんと自分の良心に恥じない価格で野菜を販売しております。必然的に私の野菜を仕入れるレストランなどもちゃんと良心に恥じない値段設定で食べに来るお客様に料理を出さなければ薄利になってしまうので料理人の名に恥じない価格で出すことになります。
そうすることで食べに来るお客様もちゃんと食材の価値をわかろうとし、そして料理人に対しても尊敬の念を抱くことができるお客様が増えていくことになるでしょう。
さらにこれが後にリピーターへと繋がり経営的にもとても安定していきますし、なにより楽しい世界が待っていると確信しています。
並木自然農園