よくB品の野菜は形が変だけど味は変わらないから得だ。という話をよく聞くかもしれません。
しかし、果たしてそれは本当なのでしょうか?
そもそも変な形になってしまったということは成長過程でなんらかのストレスがかかり変形してしまったということです。
健康に育っていないのに味は変わらないなんてちょっとおかしい気がします。
大きすぎて出荷基準に合格できない野菜もあるかと思います。
例えば人参。大きすぎる人参はどこか味が質素になるように感じます。大根などではスが入ったりします。
カブなんかは同じB品でも大きいものより小さいものの方が圧倒的に甘くて美味しい場合もあります。
キャベツなんかは大きくて破裂してしまってるようなものの方が甘くて美味しいですね。
ですのでB品の基準にもよりますが必ずしもB品は形が違うだけで味は一緒とは言い切れません。
どこか味は劣ってしまうこともありますし、むしろ美味しくなると場合もあるということを忘れてはいけません。
私自身、今後B品を取扱う際には目先の利益を考えず、長期的なお客様の信頼を得るように野菜を目利きしていきたいと思いました。
それでは!