オメガ3ばっかり摂っていても意味がない。

青魚やサプリなどのフィッシュオイルなどでオメガ3を摂取することが大事と言われていますが、こればっかり摂っていても実は効果が薄い、むしろ全く効果がなくなってしまうっていう研究があるので今回は紹介します。

2013年の実験でhttps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23886520
オメガ3の摂取に加えてオメガ6の削減を指示したら、参加者の頭痛が改善する。という結果が出たことがあるんです。
オメガ3には脂肪燃焼、テストステロンの向上(やる気アップ!)、そして頭痛の改善にも役立つんですね!

ちなみにオメガ6ってのは、脂肪酸である「リノール酸」で、一時期、悪玉コレステロールLDLを低くする働きがあるとして、食品から摂取するように過剰に宣伝されたことがありました。しかし、今では善玉コレステロールHDLも同時に低くしてしまうことが後に明らかになったのです。
具体的にはひまわり油、コーン油、大豆油、ごま油、くるみ油、アーモンド油、加工食品などがあります。

じゃあオメガ6は摂らない方が良い!ということではなく、ヒトが身体の中で合成できない「必須脂肪酸」ですから、適切な量を摂取する必要があります。
オメガ6が体内で不足すると、皮膚状態の悪化、成長の遅れ、肝臓や腎臓におけるトラブル、感染の頻発などが起こることがわかっているんです。

大事なのは比率!
オメガ6と3は権力争いをしてしまうのでどっちもたくさんとってもコスパが悪すぎます。
理想はオメガ6は2に対してオメガ3は1がいいとか!

実際にどれだけオメガ3を摂ればよいか
というと、厚生労働省の基準によればhttps://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/s0529-4.html

オメガ6:1日9g前後、総摂取カロリーの10%(22-30g)が上限
オメガ3:1日2g程度

この基準だと4.5:1になってしまいますね…。
こう考えるとオメガ6は摂らないのはまずいけど比率を考えると、なるべく減らすのが現実的ですね。
オメガ3を毎日摂るのは大変だと思うので今度はおすすめサプリを紹介しますね!(コンビニで何も気にせず買ってしまうと酸化していて、かえって不健康に!)

それでは!