和食より洋食のほうが健康?

今回のテーマ内容をみてあなたはどのように思いましたか?
「え?和食のほうが健康じゃないの?」と思った方も多いのではないでしょうか?
私も健康のためなら和食のほうが良いと、今まで思っていたのでこれを知って調べたときは、気をつけねば…。と思いましたね。
なぜ和食より洋食のほうが健康なのか早速見ていきましょう!

和食が必ずしも健康に良い結果を及ぼしてるとは限らないよ。という研究が国立がん研究センターより発表されていました。
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/7899.html
論文は以下:
http://journals.plos.org/plosone/article/file?id=10.1371/journal.pone.0174848&type=printable

ここでは健康型(野菜や果物、いも類、大豆製品、きのこ類、海そう類、脂の多い魚、緑茶など)
            欧米型(肉類・加工肉、パン、果物ジュース、コーヒー、ソフトドリンク、マヨネーズ、乳製品など)
            伝統型(ご飯、みそ汁、漬け物、魚介類、果物など)
で比較して研究されています。
45〜74歳の男女8万人を、平均14.8年間追跡調査した調査結果にもとづいて、食事パターンと死亡リスクとの関連を調べた結果がだされています。

ここでわかったのが健康型と欧米型の死亡リスクは減少していたのです。
健康型のリスクが減少するのはわかりますが、欧米型も減少していたのです。
欧米型が減少した理由として、
・コーヒーや牛乳・乳製品などの好ましい効果があらわれている。
・欧米型の傾向が強くなるほど塩分摂取が少なくなる。
が考えられるとのことです。
伝統型のデータがちゃんと載っていなかったのですが、味噌汁、漬物、塩鮭、など塩分摂取量が多い和食はあまり良い結果ではなかったようですね。

一番良い食事とは
結局は健康型の食事が良いということがわかりました。笑
まあこれって和食か洋食か!と決めつけずそれぞれの良いとこどりをすればいいんですよね。笑
和食でも塩分摂取量さえ気をつければ健康型みたいなものですし。なるべく塩は減らし薄味になれることが大切ですね。
例えば「出汁」をうまく利用し素材の旨味をしっかりだせば、塩を余計にやる必要なんてないんですよ。
私自身は野菜農家ですので野菜はよく食べるのですが、スーパーで買うものとは違って、もちろん鮮度が違いますし無農薬・無化学肥料っていうのもあって野菜(素材)本来の味がしっかりします。そういった食材を使えば調味料に頼らずとも健康的な薄味ライフを堪能できます!
これからは素材本来の味を引き出すことを意識することが大切になっていきそうですね!

それでは!