露地野菜とは
ハウスやトンネルなどの施設を利用せずに屋外で野菜を育てることです。
ハウスなどを使わないので当然夏にほうれん草は作れませんし冬にナスを作ることはできません。
よって、野菜にとっては自然な状態で育つことができるのです。
旬の野菜しか育てられなくなりますので、1年間安定して供給はできなくなりますが、旬の時期には野菜本来の味を楽しむことができますし、四季を感じることもでき、また、栄養価も高くなるのです。
ハウス野菜とは
ハウスやトンネルなどの施設を利用し屋内などで育てられる野菜です。
こちらは食べたい野菜が旬を問わずに食べれるメリットがあります。また、屋内なので害虫に食べられる心配が少なく、台風などの自然災害にあうこともかなり減ります。
味はどう違うの?
下の写真は左がハウスの小松菜で、右が露地の小松菜です。
ハウスの方が正直見た目も綺麗で柔らかそうで美味しそうな気もします。
露地のものは茎が太く、葉も比べてみるとかなり肉厚です。
実際食べてみると露地の小松菜の方がはるかに糖度が高くクセも一切ありませんでした。
もちろんハウスのものもお浸しなどにすると十分美味しいのですが、食べ比べるとここまで味が変わるのか、とかなり驚きました。
どちらの栽培方法が良い、悪いではなく、旬の露地野菜を食べる喜び、いつでも好きな野菜を食べれる喜びをそれぞれ味わい、今まで以上に野菜を楽しんでいただけたら幸いです。
それでは!