アーティーチョークを使ってパスタを作ってみた!

こんにちは!
今回、日本ではあまり普及していないアーティーチョークを使ってパスタを作っていきます!
どうして普及していないかというと、この野菜食べるところがほとんどないんです(笑)
タケノコを想像していただくのが一番近いかもしれません。あのくらい食べるところがみるみるなくなってしまうんです。
あとは栽培面にも問題があり、収穫はタネを蒔いてから1年後、本格的に取れ出すのは2年後くらいからなんです。
その間畑にずっと置いておかなければいけないので、領土の狭い日本では効率も悪く普及しなかったんだと思います。

これがアーティーチョークです。
これガクの先端がトゲになっていてなかなか危ないんです。

そのガクの先端部分をまずカットしていきます。
1つずつカットしていくので結構手間ですね。飲食店でこれを100個仕込むとか考えるとかなり大変・・・

カットしたらえぐみを取るためにレモンと塩を少し入れて丸ごと一緒に茹でていきます。だいたい30分ほど。

真ん中のところに串がスポット入るくらいの柔らかさになったらOKです。

そしたらガクを1枚ずつ剥がしていきます。
このガクのつけ根の肉厚な部分を、歯でこそぎ取るようにして食べることができます。
マヨネーズディップにつけて食べても美味しいですし、今回はオリーブオイルと酢と塩胡椒でイタリアンドレッシング風ディップを作ってみました!これが本当にうまい。

ガクを全て外したら、縦にカットします。そしたら中のワタをスプーンなどでくり抜きます。そして芯を切り取っておきます。茎部分はカットして捨てます。
※品種によっては柔らかくて食べれるものもあります。
カットした部分はアクで変色しやすいため、レモン汁をかけましょう
下の写真のように原型からかなり小さくなります。

それでは完成したペペロンチーノアーティーチョークのせです。
上に少しだけ乗ってるのがアーティーチョークの中心にあるアーティーチョークハートという部分です(笑)ちょっと茹ですぎたせいかかなり小さくなってしまった…。
1つでこんなもんしかとれないんです。

下の写真はプロが料理したしっかり原型を留めた時の写真。食感は空豆のような形なのですが、味はさつまいもやジャガイモっぽい感じです。美味しかったー。

1つのエンタメといった感じで新たな食の体験としてアーティーチョークを使うのはとても楽しいのではないでしょうか。もちろん味も美味しいので機会があったら是非購入してみてください!

では!