栄養の差3倍?!季節によって野菜の栄養は違う!

あなたは普段、どうしても偏った食事になってしまったり、時間がないということでファーストフードを選んでしがいがちな日々を送っていないでしょうか?
たまには食事に気をつけよう!そう思ってテキトウに野菜を食べても、旬ではない野菜を選ぶと栄養の差が3倍もあることがあるということをあなたは知っているでしょうか?

例えば夏が旬のトマトの栄養素を見てみましょう。

:厚生労働省参考

その結果の一部として、ビタミンの一種であるカロテンを100g当たりで比較してみると、出回り期の7月では528μgあるのに対して、11月には241μgとなっております。なんと2倍もの差が!

また、文部科学省の『五訂増補日本食品標準成分表』では「ホウレンソウ」のビタミンCは、冬採りは60mg・夏採りは20mgと、なんと3倍の差があるんです!
言い換えると夏にホウレンソウで栄養を取りたい場合、冬の3倍はホウレンソウを食べないといけないのです。これはかなり大変ですよね。
せっかく健康を意識して野菜をとっても、実はあまり意味のないことをしているかもしれないのです。なんか損している気分ですよね。

さらに、季節だけでなく、ハウス栽培より露地物の野菜を旬の時期に食べると栄養価が高いんです。
まあこれは、旬ではない野菜を栽培して高く売りたいから無理やりハウスで栽培するという意味ですが。
旬の野菜は栄養価も高いですし、値段もオトクなんです。

まとめますと、旬の時期に旬の露地野菜を選んで、自分で料理する。これが一番大切なんですね。
私自身、野菜農家を始めてからは旬の野菜しか食べなくなりましたね。作る側の意見からすると、旬以外に無理やり野菜を作ろうとするとそもそも虫とかも大量発生して難しいです。健康でない野菜ができてしまうんです。
今では年間60種類以上栽培しているので、スーパーにも買いに行かず畑から仕入れています。笑
無意識に旬の野菜でないものをみると、あんまり美味しそうじゃないなーと思いますし、なんで今あるんだ!なんて思っちゃいますね。笑

野菜に限らず魚なども同じことが言えると思うので、私自身も気をつけていきます。

それでは!

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